年越いのちの村2019→2020

年越いのちの村、今年も開村します。

お父さん、お母さん、身近な人をなくしたり、児童養護施設を卒業したりして、年越しをひとり過ごすのがしんどいなぁという若者がつどい、いっしょにあたたかく新年を迎えられるよう、分かち合う場です。

大切な人を想い、1年グリーフと共に過ごしてきた自分自身を労わりながら、そこに集まった人と共に想いを分かち合うこと、そして2019年を振り返り、2020年の展望を描くことを、ともにできる時間です。
(グリーフ・・・失うことにより生まれてくる自然な感情、反応、プロセスのこと)


●年越いのちの村 概要

日程: 2019年12月31日(火) 13:00-2020年1月1日(水) 1泊2日

場所: 江ノ島線稲村ヶ崎駅徒歩圏内のコミュニティスペース
   ※参加申し込みをされた方に詳細をお知らせいたします

【プログラム】
・失うって?「グリーフ」を知り、感じる時間
・2019年を振り返るコラージュ作成
・自分の過去を振り返り、分かち合いの時間
・2020年のヴィジョンを描くコラージュ作成
・大晦日 晩ご飯 年越し蕎麦ほか
・元旦 ブランチ おせち、お雑煮ほか

【参加対象者】
10代から30歳くらいまでの親や兄弟・姉妹などを死別で亡くした若者

【参加費】 3000円(食費・会場費他)
参加費・交通費のご負担がしんどい方は、ご相談ください。

【お申込み】
inochi.mura@gmail.com へ下記の内容を差し支えない範囲でお知らせください
または
下記申し込みフォームをご利用ください
https://forms.gle/rfUvwK6BfJV8pwYw7

※いただきました個人情報は、リヴオン内でのみ、企画の準備連絡にあたって、共有させていただきますが、外部に漏れることはございません。

1)お名前(ふりがな)
2)ご連絡先 携帯電話
3)ご住所 〒郵便番号含む
4)ご年齢
5) ご性別(御本人の自認するもので構いませんが、就寝・入浴の際は男/女で分けることをご了承ください)
5)何を通じてこの企画を知りましたか(例:どなたのFBシェアか)
6)どうして参加されようと思われたのか
7)もし死別でどなたかをなくされている場合はいつ、どなたをどのような形でなくされたのかお聞かせください
8)往復の交通費と、補助を希望される場合はその理由もお聞かせください
9)食べ物のアレルギーや、本イベントで主催者側に知っておいてほしいことなどありまましたらご記載ください

【リヴオン代表 尾角光美が年越いのちの村に寄せる想い】

以前、リヴオンの「つどいば」に来ていた、親をなくした子が
「10月くらいからだんだんと辛くなっていく。年末を意識させられるから」と話してくれました。

それは、私(尾角)自身も全く同じ思いをしていたことです。
大学に入る前に両親を失っていた私は、年末が近づいて
「実家に帰ると楽でいいよね、ごはんは勝手に出てくるし^^」
と楽しそうに話す友だちの言葉に、ひそかに傷ついていました。
「自分には帰る場所はない」
その孤独感は生きていることさえ見失ってしまいそうなほどのものでした。
「なんでこんな寂しい思いをしなければいけないのだろう」
何度も何度も思いました。

でもある年「うちにおいでよ」と言ってくださったご夫妻がいました。
その年から12月31日から1月1日にかけて、一緒にごはんを食べて
過ごしてくれる「つながり」に救われました。

居場所があるだけで、こんなにも年越しが楽になるんだ。一年をはじめる時に、すこし「生きてみよう」と思えるんだと驚きました。

「年越いのちの村」はそうした、年末に寂しい思いをしないで済むように一年をほんのすこしでも希望をもって迎えられるようにとの願いをこめてリヴオンで生み出したプロジェクトです。

どうか一人でも多くの、親を亡くした子ども、若者たちに届くよう
みなさま広報にお力貸していただければ幸いです。

《年越し、うちに来ない?》

お父さん、お母さん、身近な人をなくして、年越しをひとり過ごすのがしんどいなぁという若者がつどい いっしょに心あたたかく、年末年始を過ごせれば、と願っています。

運営はみなさまのご寄付により支えられております。
ご寄付など、応援お待ちしております。
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